色々考えていたときにふと思ったのですが，人って周りの状況に応じて様々なモード（？）を切り替えて対応していることがあるよなぁ〜と．しかも，基本的には無意識で．
例えば，飲み会で言えば，友達との飲み会モード，同期との飲み会モード，上司との飲み会モード，後輩との飲み会モード，異性との飲み会モード，ようわからん飲み会モード，etc・・・．
少なくとも，自分は上記くらいのモードを切り替えていて，その都度話題や動き（お酌したり）や（幹事なら）進行とかもかえているつもりです．で，皆そうなのだと思っていたのですが・・・最近では，このモードの数が少ない人が（特に若い人に）増えてきた気がします．
これまた飲み会を例にしてしまうのですが，どんなときでも友達との飲み会モードのみとかね．
で，原因は何だろう？と思っていたのですが，その一つ（全てではない）に，集団行動をしなくなったと言うのがあるきがします．また，いわゆる体育会系のノリが体育会においても敬遠されたりしている現状とか，「個性を尊重しましょう」とかいう正論に隠れて横行した放任主義的な教育（学校でも家庭でも）とかも原因の一つかもしれません．そのせいで，いわゆるモードの切替や，そもそもモードを作ること自体をする機会が少なくなり，そんなもんだから無意識はおろか意識的にですら切り替えが出来なくなったって感じですかね．
まぁ，あくまでも原因の一部であって全てではないし，もちろんちゃんとモードを切り替えている人もいるので，上記の原因全てが悪いわけではないのですが・・・・やっぱり，そういう人の今後を考えるとちょっと不安ですよね．
単に社会人とし給料貰って生きてゆくためには必要の無いモードも多いと思いますが，例えば上司（しかも高位役職者レベルの上司）が参加されている飲み会（忘年会とか歓送迎会とか）で，友達飲み会モードでの行動をとったらヤバイですよね（それでクビって事はまず無いでしょうが，人間関係的に・・・・ね）．
よく，こういう話をすると「大丈夫，そのときになったらちゃんとやり（やれ）ますから」と言う人がいるのですが，そういう人には「練習しないで出来る人って，いわゆる天才って呼ばれる人で，世の中にそうは居ないのだけど，君はその一人かい？」と冷ややかに聞いてみたくなります（今後は本当に聞いてみようかな・・・）
まぁ，なんにせよ，モードは多いに越したことは無いので，「俺（私）ってモード少ないかも・・・」って思った人は増やす努力をしたほうがよいのではないかと思います．ただまぁ，間違えたモードの増やし方（自分では上司と飲み会モードを増やしたつもりだけど，周りから見たら先輩と飲み会モード程度だったり）をしちゃう場合もあるので，増やすときも要注意って感じでし，そもそもどうやったら増えるのかってのも分かりませんが・・・・まずは，すでにモードを持っている人に教えてもらいつつ意識的にやってみるのが良いのですかね．う〜ん，難しい・・・．
